【育休→職場復帰のママ必見】時短勤務のメリットとデメリット

1歳児の子育て
 

産休と育休を終えて、「復職する」となると時短勤務かフルタイムで勤務するか悩む方も多いのではないでしょうか?

「子育てと家事、旦那さんとうまく協力できるかな」「時間に追われてイライラしてしまわないかな?」など不安が大きい時期ではないでしょうか?

1児の母であり、時短勤務している私が解説をしますね♪

 

出産・子育てを機に働き方を考え直すママは多いと思います。

子供の送り迎えや家事の時間を考えると時短勤務を選択するママも多くいるかと思います。

そこで今回は、時短勤務とフルタイムの違いについて解説していこうと思います。

目次

 

産後、復帰したママは働き方をどう見直す?

選択肢がいくつかあるのでご紹介しますね!

①時短勤務を選ぶ(パートタイムに切り替えたり時間を短くする)

②職場は変えずに、仕事の量を減らした

③育児と両立しやすい会社に転職

④リモート勤務に変更してもらう

⑤フリーランスに転職

⑥仕事をやめて主婦になる

⑦企業・副業を始める

といった選択肢があるかと思います。

中でも、最も簡単に両立しやすい方法としては時短勤務を選択することかと思います。

 

時短勤務制度とは

時短勤務とは、1日の勤務時間を通常よりも短くして働くということです。「短時間勤務制度」といい、育児・介護休業法において各事業主に導入が義務付けられています。

時短勤務を利用する要件

時短勤務が取得できるのは、3歳未満の子どもを養育する労働者であり以下の要件をすべて満たしている人が対象となります。

①1日の所定労働時間が6時間以下でない

②日々雇用される者ではない

③短時間勤務制度が適用される期間に育児休業を取得していない

④労使協定により、適用除外とされていない

・勤続1年未満の労働者

・1週間の所定労働日数が2日以下の労働者

・業務の性質または業務の実施体制に照らして、短時間勤務制度を講ずることが困難と認められる業務に従事する労働者

※https://www.bosei-navi.mhlw.go.jp/glossary/returntowork02.htmlより引用

 

法律上で定められた短時間勤務制度は、子どもが3歳の誕生日になる前日まで利用できると言われています。しかし、会社によっては小学校に入るまでや、小学6年生まで可能といった会社もあります。

 

時短勤務を選択する理由

出産→育児休業からの職場復帰は、仕事と子育て・家事を両立できるか不安に感じるママも多いのではないでしょうか?

私は、とても不安だったことを覚えています。特に元々、販売員として働いていたこともあり、もしも職場復帰したら販売に戻れるのか?

通勤時間も往復2時間はかかりますし、1人体制のシフトで万が一娘の体調不良で急遽お休みしなければいけないケースを考えると周りに迷惑をかけてしまうのではないか?

仕事量についても不安がありました。

結果的には、リモートワークの時短勤務で復職することにしました。

では、時短勤務を選択する理由についてみていきましょう!

①お迎え時間に間に合わせるため

保育園にもよりますが、保育時間は決まっており、基本保育時間・延長保育時間というものがあります。例えば、基本保育7:30~18:15/延長保育18:15~19:00といった場合、家と職場、保育園の距離の送り迎えが間に合うかといった問題があります。

延長保育を希望する場合は、追加料金が発生します。

また、金銭面のことだけでなく預ける時間が長いとやはり子どもと過ごせる時間も少なくなってしまいますよね。

②仕事と育児のバランスを取るため

短時間勤務にすることで心の余裕が生まれます。

慣れない仕事と両立する上で時間に余裕があることで、心の余裕も生まれます!

16:00に仕事を切り上げ、買い出しやお迎え、夕食の準備、子どもをお風呂入れて、寝かしつけまでスムーズに行く日ばかりではないと思います。

子どもだって毎日、保育園という社会の中で頑張っているからこそ、家では甘えたいという気持ちになるのも分かります。実際、うちの娘がそうです。

「絵本を読んでほしい」「ママと遊びたい」「ご飯をスムーズに食べてくれない」「機嫌が悪くイヤイヤしたい」「歯磨きしたくない」「寝たくない」などと言うことが多いです。

できるだけ要望に応えていると、寝かしつけの時間がドンドン遅くなっていき、次に日の朝、もっと寝たい〜となることもあります。

③仕事とプライベートのメリハリをつけるため

時短勤務にすることで、残業時間をなくしたいと考えるママも多いと言われています。

フルタイム勤務だと、他の従業員と同じ扱いになるため、残業を希望していなくても急ぎの対応やトラブルがあった際に断りづらくなることもあります。

保育園のお迎えがあること、短時間勤務を周囲に理解してもらうことで仕事とプライベートのメリハリがつけやすくなります。

実際、私はそのようにしていました。「退勤時間が来たら、お迎えがあるので明日以降対応します」というスタンスを確立するようにしていました。

④子どもの生活リズムに合わせるため

「子どもの健康のためにも早い時間に寝かせたい」と言うママも多いのではないでしょうか?私もその1人です。子どもの寝る時間が遅くなると、罪悪感を感じたり、せかせかしてしまう自分がいます。

短時間勤務であれば、17:00~20:30頃まで子どもとの時間を過ごせるので割と余裕を持って寝かしつけができたり、子どもも「親と遊びたい」「甘えることができた」と満足感を感じて次の日を迎えることができると思います。

私は、以下のように時間を使っています。

17:30 お迎え

17:45 近所の図書館

18:30~19:00 夕飯

19:30 お風呂

20:00 遊ぶまたは本

20:30 歯磨き&就寝

 

時短勤務のデメリット

①収入が下がる

もちろんですが、勤務時間が短くなる分、収入も下がります。また、風邪をひたり急遽休まなくてはいけない日もありますので有給休暇で補えない場合はさらに減給となってしまいます。

そして、保育料もかかるので実際、復帰した直後は育休取っていた方が手当がもらえていたのではないか?という事態になりました。

 

②次の育休手当が減る

もし、次の妊娠出産をした際には産休に入る前に支払われた給料をもとに次の手当を計算されてしまうため、短時間勤務で減った収入分、育休手当も減るということになります。

このケースを考えると、もし第二子を希望している場合は、第一子の育休が終わってからはフルタイムで復帰しておくのもありかなと思います。

 

③責任のある・または緊急性のある仕事は難しい

もともとのキャリアもありますが、役職についていて周りを取りまとめなければいけない。全体を仕切ったり、コミュニケーションを密に取ってかなければならない。緊急時に対応しなければいけない。といったケースで対応が遅れると申し訳なさや罪悪感を感じることもあるかと思います。

周りの配慮などがあるケースもありますが、やはり仕事なので、周りに迷惑をかけてしまわないかなど心配事も増えていくケースが多いと思います。

 

④ワンオペ育児になりやすい

家事や育児についてもワンオペになりやすいと言えます。

ママが子どもについていれば、パパは残業を断る理由がないですし、パパが仕事に専念できる環境を作ることができるといった感じです。

家事や育児、金銭面でのサポートなどの理解があるパパであれば良いかと思いますが。

理解がないとママだけ、仕事をセーブして稼ぎも少ないといったような不平等感が生まれてしまいます。また、育児は夫婦でやるものなのに、「パパにお願いするより自分でやらなきゃ」といった変な正義感のようなものが生まれてしまうケースも多いかと思います。

 

まとめ

短時間勤務にするにしてもメリットデメリットがあるので、ご自身の気持ちや夫婦関係、人生設計によってご自身に合ったものを選択する必要があると思います。

また、最初は時短勤務にしてみて後からフルタイムに変更することは可能かを会社にも確認しておくと良いかと思います。

私も、まずは時短勤務にして、状況を見て少しずつ勤務時間を伸ばしてもいいよという形で事前に会社に相談していました。

 

結果的に、時短勤務のままで10ヶ月ほど働いて、第二子の産休に入ることになりましたが、時短勤務にしたことに今の自分は後悔はしていません。なぜなら、1歳、2歳といった娘との今しかない時間を意識して、存分に向き合って一緒に過ごすことができたと思っているからです。

仕事と育児のバランスがうまく取れてよかったなと感じています。また、第二子が生まれたら娘との時間も減ってしまうので今を生きることができてよかったと思っています!

 

育休から復帰するというだけでも、ママからしたら社会に戻れるか?

自分が適応していけるか不安になる方が多いかと思います。

でも、大丈夫!!みんなそうして社会復帰していますし、選択肢があるということはとても恵まれた環境だと思います。

上司や会社に相談することで、気持ちも楽になるケースは多いので周りの方々に頼りながらうまく乗り切っていけるように願っています♪

 

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